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 ようこそ!お越しくださいました。私は秋田県東成瀬村の村政をお預かりしております村長の備前博和と申します。
 本村は秋田県の東南端に位置しており、東は奥羽山脈を境に岩手県に、南は宮城県に接しています。東西に16.5Km、南北に29.5Kmと細長い地形をなしており、総面積203.69㎢、うち山林原野が93%と典型的な山村であります。村の中央部を成瀬川が縦断し、これに沿って大小20の集落が点在しており、標高は最低で160m、最高は1424mの秣岳(まぐさだけ)で、周辺は風光明媚な栗駒国定公園となっており、1626mの栗駒山を分水嶺に岩手県・宮城県・秋田県の三県に分かれています。国定公園内には標高1126m、い・い・ふ・ろの地点には秀峰鳥海山が雲海に浮かぶ絶景の露天風呂で有名な栗駒山荘がございます。
 奥羽山脈の懐に抱かれ、村全体が四季折々に鮮やかな彩りを放つ、悠久の大自然が魅力の村でございますが、冬は2メートルの雪に覆われる特別豪雪地帯でもあります。
 人口は約2400人、少子高齢化により人口減少が進行する過疎の小さな山村からIT産業を興し、全国から集結した若者達と地方創生に挑戦する村でもあります。